Difference between revisions of "tiOPF/ja"
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− | + | tiOPFプロジェクトは現在2.3をリリースしています。現在、ダウンロードページはWindows用のリリースのみが利用できます。願わくば、プラットホーム独立にダウンロードができるようになってほしいものです。しなしながら最新のコードは、Subversionから取得できます。 | |
− | + | 簡単な方法はsvnコマンドラインプロンプトで次のようにしてください。次のコマンドでtiOPF Version2から''Source''と ''Demos''と ''Docs'' をチェックアウトします。 | |
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− | + | 上のディレクトリレイアウトを保持するようにしてください。変更がなければ、ドキュメントの生成やサポートがとても簡単におこなえます。ソースのチェックアウトはいくつかの外部リンクをダウンロードします。それらのほとんどは、Delphiだけに関係することですが、FBLibと呼ばれるFirebirdをサポートするライブラリが必要な場合があります。 | |
+ | tiOPFはFBLib0.85に、いくつかの追加機能など若干変更を必要とします。それらの変更が、次のFBLibのリリースで反映されるとうれしいのですが。 | ||
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Inside the Source\Compilers\FPC directory there are four packages. | Inside the Source\Compilers\FPC directory there are four packages. | ||
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− | ; tiOPFGUIDsgn : | + | ; tiOPFGUIDsgn : Lazarusのコンポーネントパレットにインストール、登録して使います。(設計時のみのパッケージ).Lazarus環境でのこのGUIコンポーネントは まだ実験的な段階であり、開発途上のものです。もし使うならば、Subversionで時々アップデートするほうが良いでしょう。 |
− | ; tiOPFHelpIntegration : | + | ; tiOPFHelpIntegration : ヘルプファイルから作られたfpdocをLazarusのヘルプシステムに統合します。(設計時のみのパッケージ) |
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− | * | + | * zipファイルを解凍するか、ソースコードをSubversionから好きな場所へチェックアウトします。 |
− | * | + | * Lazarusを開きます。 |
− | * | + | * Component/Open package file (.lpk)で、Source\Compilers\FPCディレクトリにある''tiOPF.lpk''パッケージを開きます。 |
− | * | + | * Compileをクリックします。 |
− | * | + | * ''tiOPFGUI.lpk''パッケージを同様に開いてCompileをクリックします。 |
− | + | 追加事項 | |
− | * | + | * ''tiOPFGUIDsgn.lpk''パッケージを開いて、Compileをクリックし、インストールします。(Lazarusがリビルドされて再起動します。) |
− | * | + | * ''tiOPFHelpIntegration.lpk'' パッケージを開いて、Compileをクリックし、インストールします。(Lazarusがリビルドされて再起動します。) |
− | <u> | + | <u>注意事項ノート その1</u><br> |
− | + | 私は[http://fblib.altervista.org/ FBLib Firebird Library]コンポーネントをFreePascalのtiOPF.lpkパッケージのデフォルトの永続化レイヤとしてインストールしました。 それを唯一、FreePascal/Lazarusで利用しているにすぎません。もし、FBLibをすでにインストールしているならば、tiOPFパッケージからそれを削除しなくてはなりません。 | |
− | + | 永続化レイヤーは次のようにコンパイラ指令によって制御されます。 | |
− | + | ''Compiler Options'' -> ''Other'' -> ''Custom Options''. | |
+ | 例えば、 LINK_FBL指令がFBLib コンポーネントに関係します。 | ||
+ | すべての利用できるオプションは、''tiOPFManager.pas''ユニットの最後の部分を見てください。 | ||
− | <u> | + | <u>注意事項ノート その2</u><br> |
− | + | 統合ヘルプを動作させるには、Lazarusがhtmlヘルプファイルを見つけられるようにします。詳しい情報は、\Source\Compilers\FPC にある''tiOPFHelpIntegration.txt''を読んでください。 | |
− | === | + | === 使い方 === |
− | + | Lazarusで、あなたの作成しているプロジェクトを開いて、必要とするパッケージにtiOPFを加えます。''(Project -> Project Inspector -> Add)''. それから、''tiObject''を利用するユニットのuses節に加えてください。 | |
− | + | これで、TtiObjectかTtiObjectListから派生したオブジェクトを作る準備ができました。 | |
− | + | いろんなお手本となるプロジェクトは、Demosディレクトリにあります。 |
Latest revision as of 05:16, 6 January 2008
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概要
The TechInsite のオブジェクト永続化フレームワーク(tiOPF)は、オブジェクト指向のビジネスモデルをリレーショナルデータベースにマッピングするのを簡単にするための、オープンソースのフレームワークです。
このフレームワークは充分利用され、安定しています。このフレームワークは、7年以上、製品に利用されている実績があります。これは、完全に自由であり、オープンソースで、すぐに全てのソースがダウンロードできて利用ができます。
いくつかの主要なtiOPFがもつ機能は次の通りです。
- 簡単なコンパイラ指示をおこない、コマンドラインパラメータのコマンドをちょっとたたくだけで、オブジェクトと、データベース間の読み出しや保存がおこなえるオブジェクト指向アプリケーションを作ることができます。現在は、Interbase-IBX、Oracle-DOA, XML-MSDOM, XML-XMLLite, Paradox-BDE, MSAccess-ADO, MSSQLServer-ADO, FireBird-FBLib, FireBird-SqlDB, HTTP Proxy-Remote, CSV ファイル , TAB ファイル への永続化レイヤーが存在します。
- 複雑なオブジェクトモデル構築のための、抽象基底クラスのセット
- 複雑なGUIを作るために用意された、27個のオブジェクトアウェアのための永続化コンポーネント
- 標準のGUIコンポーネントをオブジェクトアウェアにするための、Model-GUI間の仲介オブジェクト
- 1400以上の DUnit/fpcUnitによる品質保証をおこなうテスト
- 最初にはじめるための160ページの文書
- サポート用ニュースグループ
- デイリービルドとユニットテストが、自動化されています。
- 特定の機能のパーツに絞った多くのデモのおかげで学びやすい。
- Windows と Linuxでテストされた、クロスプラットホームフレームワーク
著者
Peter Hinrichsen - オリジナルの開発者
Graeme Geldenhuys - Free Pascalへの移植
ライセンス
Mozilla Public License 1.1 (あなたのプロジェクトのライセンスにMPLがあわない場合は著者に連絡してみてください。)
ダウンロード
最新の安定リリース版はtiOPF Download のページにあります。
最新の開発コードは次のSubversionサーバーにあります。
svn co https://tiopf.svn.sourceforge.net/svnroot/tiopf/tiOPF2/Trunk ソースコード
注意: tiOPFプロジェクトは現在2.3をリリースしています。現在、ダウンロードページはWindows用のリリースのみが利用できます。願わくば、プラットホーム独立にダウンロードができるようになってほしいものです。しなしながら最新のコードは、Subversionから取得できます。
簡単な方法はsvnコマンドラインプロンプトで次のようにしてください。次のコマンドでtiOPF Version2からSourceと Demosと Docs をチェックアウトします。
mkdir tiOPF2 cd tiOPF2 svn co https://tiopf.svn.sourceforge.net/svnroot/tiopf/tiOPF2/Trunk Source svn co https://tiopf.svn.sourceforge.net/svnroot/tiopf/tiOPF2_Demos Demos svn co https://tiopf.svn.sourceforge.net/svnroot/tiopf/tiOPF2_Docs Docs
上のディレクトリレイアウトを保持するようにしてください。変更がなければ、ドキュメントの生成やサポートがとても簡単におこなえます。ソースのチェックアウトはいくつかの外部リンクをダウンロードします。それらのほとんどは、Delphiだけに関係することですが、FBLibと呼ばれるFirebirdをサポートするライブラリが必要な場合があります。 tiOPFはFBLib0.85に、いくつかの追加機能など若干変更を必要とします。それらの変更が、次のFBLibのリリースで反映されるとうれしいのですが。
依存関係 / システム要件
- コンパイラ: Free Pascal 2.0.4 (FPC 2.1.1 以上はリスクがあるかもしれませんが、動作します。Linuxでのnightly buildsに利用されています。
- コンパイラに含まれていないものは、永続化レイヤのためのコンポーネント 例: FireBird のためのFBLibなど。
状態: 安定 (Windows と Linuxでテストされています.) 問題点: なし
インストール方法
パッケージ
Source\Compilers\FPCディレクトリの中に、4個のパッケージがあります。 Inside the Source\Compilers\FPC directory there are four packages.
- tiOPF
- 中心となるユニットです。(実行時のみのパッケージ)
- tiOPFGUI
- GUIに関連するユニットとコンポーネントです。 (実行時のみのパッケージ)
- tiOPFGUIDsgn
- Lazarusのコンポーネントパレットにインストール、登録して使います。(設計時のみのパッケージ).Lazarus環境でのこのGUIコンポーネントは まだ実験的な段階であり、開発途上のものです。もし使うならば、Subversionで時々アップデートするほうが良いでしょう。
- tiOPFHelpIntegration
- ヘルプファイルから作られたfpdocをLazarusのヘルプシステムに統合します。(設計時のみのパッケージ)
セットアップ
- zipファイルを解凍するか、ソースコードをSubversionから好きな場所へチェックアウトします。
- Lazarusを開きます。
- Component/Open package file (.lpk)で、Source\Compilers\FPCディレクトリにあるtiOPF.lpkパッケージを開きます。
- Compileをクリックします。
- tiOPFGUI.lpkパッケージを同様に開いてCompileをクリックします。
追加事項
- tiOPFGUIDsgn.lpkパッケージを開いて、Compileをクリックし、インストールします。(Lazarusがリビルドされて再起動します。)
- tiOPFHelpIntegration.lpk パッケージを開いて、Compileをクリックし、インストールします。(Lazarusがリビルドされて再起動します。)
注意事項ノート その1
私はFBLib Firebird LibraryコンポーネントをFreePascalのtiOPF.lpkパッケージのデフォルトの永続化レイヤとしてインストールしました。 それを唯一、FreePascal/Lazarusで利用しているにすぎません。もし、FBLibをすでにインストールしているならば、tiOPFパッケージからそれを削除しなくてはなりません。
永続化レイヤーは次のようにコンパイラ指令によって制御されます。 Compiler Options -> Other -> Custom Options. 例えば、 LINK_FBL指令がFBLib コンポーネントに関係します。 すべての利用できるオプションは、tiOPFManager.pasユニットの最後の部分を見てください。
注意事項ノート その2
統合ヘルプを動作させるには、Lazarusがhtmlヘルプファイルを見つけられるようにします。詳しい情報は、\Source\Compilers\FPC にあるtiOPFHelpIntegration.txtを読んでください。
使い方
Lazarusで、あなたの作成しているプロジェクトを開いて、必要とするパッケージにtiOPFを加えます。(Project -> Project Inspector -> Add). それから、tiObjectを利用するユニットのuses節に加えてください。 これで、TtiObjectかTtiObjectListから派生したオブジェクトを作る準備ができました。
いろんなお手本となるプロジェクトは、Demosディレクトリにあります。